ウインカーネリアン

 

みなさん、こんにちは。

先週は、秋のGI開幕。

まずはスプリンターズステークス。

スプリント巧者が集まり、楽しみなレースとなった。

とは言え、実力馬が人気の上位を占め、
オッズの10倍以下が4頭、
20倍以下が6頭と、能力の高い馬が独占し、
実力決着の気配でした。

1番人気は単勝2.2倍で高松宮記念覇者のサトノレーヴ。
2番人気は単勝5.7倍で堅実なナムラクレア。
3番人気は単勝8.0倍で2年前のスプリンターズS覇者のママコチャ。
後は昨年の覇者のルガルが続いた。
(オッズは最終)

オッズ見ても実力通りで堅く収まるか・・・
と思いきや。

波乱を予想できただろうか・・・

スタートし、ジューンブレアが先手。
その後にウインカーネリアン。
サトノレーヴは中団外。
ナムラクレアは馬群の中でいつもの後方ポジション。

レースはスローの流れ。
これと飛ばすことなく、全馬の隊列で
3~4コーナーでもペースが上がらない。

他の馬に関係なく、前につけたジューンブレアとウインカーネリアン。
直線でも脚色が衰えず、2頭のたたき合い。
サトノレーヴが中団からようやく伸びたが差がつまらない。
他の馬も追いかけるもつまらない。

坂を上がったところからウインカーネリアンがクビ差抜けだし、
ジューンブレアとの追い比べを制し、悲願のGI制覇。

最後は馬群の中から鋭い末脚を披露したナムラクレアが3着。
サトノレーヴもよく追いかけたが伸びきれず4着。
ママコチャは見せ場なく6着まで。

まんまと前の2頭で決まり、他馬を寄せ付けなかった。
1200は行ききればという文句があるがその通りになった。

勝因はいろいろあるが、まずはペースが遅すぎた。
これでは中団、以降のポジションでは届かない。

それにしても、ウインカーネリアンがあんなに粘り込みできる馬とは。
接戦をものにしたが、もともとは1600の馬。
ここ最近、1200をターゲットに、大崩れのない馬。
高い先行力があり、決して11番人気になるような馬ではなかったのも事実。
それにしても、8歳で、あそこまで食い込める能力がまだ残ってたとは・・・

恐れ入った・・・

三浦皇成騎手も18年目、127回目のGI挑戦での勝利。
鹿戸調教師馬ともあり、なにもかもがうれしかっただろう。

しかしナムラクレアは確実に脚を使いますね。
あの直線だけの瞬発力はすごい。まだまだ期待。

 

あっぱれ!
ウインカーネリアン!

 

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